もはや誰も見ていないかもしれませんが…
諸事情によりサーバーが公開できない状態になり、再構築しておりました。その経験を記録します。
要点
イメージバックアップは完了しても安心するな!!!
第1章:愚かゆえの悲劇
もともとひとつのUbuntu serverに、HTTPサーバーもメールサーバーも、個別のサービスなども雑多にぶち込んで運用していました。
複数のサービスを使うのであれば仮想環境で運用したほうがいいのはもはや常識ではありますが、初心者から始める自宅サーバーであったため、当時の私は愚かにも
「仮想環境とか難しそうだから後回しにしよっ」
と閃いてしまったのです。それゆえに、ごちゃごちゃした環境の下で私のサーバーを進化(笑)させ続け、新たなものを導入しようとする度に依存関係に起因するバグにしばしば悩んでいました。
そしてつい最近、環境整備に手を回し始めたとき、初めて ”Proxmox” というものを知りました。すごくロマンを感じました。
ProxmoxのVMでOSをそのまま動かせるなら、ひとまず今のサーバーのイメージバックアップを取って、とりあえず移植してゆっくりサービス分割しよう、と考え、clonezillaでサーバーのイメージを取り、そのサーバーにそのままProxmoxをインストールし、Ubuntu serverのVMを建て、いざ、リストア!!
あれ・・・・
clonezillaの・・リストア・・・・・
・・・・失敗・・・??????
冷や汗だらだらです。1か月かけて、勉強しながら艱難辛苦を味わったメールサーバーは・・・?サブスクサービスを動かしているHTTPサーバーは・・・?
消えてしまう・・・・・
第2章:苦難の再構築
何度リストアしても失敗してしまうため、VMに直接リストアするのはあきらめ、ひとまずHTTPサーバーとメールサーバーを再建することを決意しました。
幸い、confファイルなど各種設定ファイルはバックアップがしてありました。(過去の優秀な自分に感謝)
HTTPサーバーは比較的容易に再建できましたが、問題はやはりメールサーバーでした。Proxmox内で運用する都合もあるのかどうかわかりませんが、なかなかメールクライアントからアクセスできない状態が続いたため、過去の設定ファイルを生かすのはあきらめ、イチから作り直すことにしました。
私の貴重な週末を潰し、妻に冷ややかな目に耐えながらほぼ3徹してメールサーバーを建てなおしました。メールは一部仕事などでも使用しており、急いで立て直さないといけないこと、DKIMやセキュリティをしっかり固めないと先方にも迷惑が掛かりうるプレッシャーもあり、寝ている暇はありませんでした。
さて、ひとまず急ピッチで回復しないといけない環境は片付いたので、まぁゆっくりとこのcollogを回復していけばいいか、そう思い、当サイトに手を付け始めました。
第3章:おかえり、すべてを失ったんだね
失われたUbuntu serverから、一応データーベースのデータ群はバックアップしてあったので、新サーバーにとりあえずそのデータを持ち込み、置き換えればアクセスできるだろう。
データベースについてド素人の私は、安易に考えていました。もちろんそんな簡単であるはずがなく、mysqlはデータベースを読み込んでくれません。だって、dumpしたわけではなく、保存されたファイルをそのまま持ってきただけだもの。
気づいた私は絶望し、今までのcollogをすべて捨てて、生まれ変わることにしました。そして今に至る・・・
というわけです。
第4章:未来へ
Proxmox、とっても便利ですね。VLAN分割も簡単ですし、何より軽量。半世紀くらいお世話になり続けそうな印象がしています。
今回、サーバーのダウンタイムは3日弱となり、非常に大規模な事故となりました。反省として、
- 環境構築の際には構成をなるべくシンプルに、綿密に計画する必要がある。
- 環境を改造する際には移行可能性を慎重に検討し、可能な限り移行のテストないしシミュレーションをするべきである。
- バックアップが使用困難となる可能性を考慮しなければいけない。
仕事でエンジニアをしている方としては基本以前の話でしょうが、「趣味でやっているだけ」ということを言い訳にして蔑ろにしていました。
今後、Proxmoxをクラスタ化し冗長性を持たせたり、UPSを導入したり、データベースを独立させたり、バックアップ用に大型のNASを導入したり、YAMAHAルーターに挑戦したり、、、といったことを計画しています。適時、備忘録的にブログで更新していければなと思っています。
また、気が向いたらメールサーバーなど構築にあたり大きく躓いた点も備忘録に記そうとも思います。
以上、愚かな私の奮闘の年末をご報告申し上げます。
世の情報・インフラ屋さんへの尊敬を込めて。よいお年を。